日別アーカイブ: 4月 21, 2019

Anycubic Mega-S 購入

前機「LUNAVAST」購入からジャスト7年、、、
当時はまだ3mmフィラメントが主流でゴッツイ積層痕が痛々しかった。
機体はPLAでプリントされた成形物を、
市販のロッドやボルトで繋いで組み立てるという代物、、、
プリント原理は現在のものと変わらないけど、
3mmフィラメントという物理量と未熟な押出機のコントロールも相まって、
「モンブランケーキ」と揶揄される物体を量産していました(笑)
1年ほど経過するとPLA成形物が破損し始め、
補修パーツをプリントしておくべきだった、と後悔するものの既に時遅し、、、
2年経たずして廃棄処分となり、苦い記憶だけが残りました。
それ以降、業務用出力機を採用するサービスビューローを使うようになりましたが、
いかんせん高価なので仕事以外で利用する事もなく今日に至っております。

(LUNAVAST 組立て完成)

もし次に家庭用を買うなら光造形方式が良いな〜と思っていましたが、
プリントサイズや時間、高価なランニングコストなど、
気楽に3Dプリントを楽しめるとは言えず、購入に踏み切れない状況、、、
ところが先日、ネットを見ていたら、
なんと、光造形プリンター本体が5万円台で売られているではありませんか!
レジンなど消耗品は相変わらず高価なので常用は厳しいですが、
精度が上がってきたFDM方式との併用なら、
懐が寒い個人でもアリかもしれないという思いがよぎりました。
綺麗にプリントしたい物は光造形、それ以外はFDM方式、、、
光造形のプリント時間は長いから、
その間にFDMで他の造形物をプリントして造形検証、、、よし!
イケると思ったら前進あるのみ!

(Anycubic Meagan-S 開梱)

二日後、、、届きました「Anycubic Mega-S」(笑)
コスパ最強!と、価格&精度のバランスがネットで評判上々の中華製3Dプリンターです。
前機の約半値=アマゾンで36999円!この値段で高精度って一体どんなものなのか?
まあ仮にイマイチだったとしても俺には光造形があるさ〜って事で、
FDMは質より速度とコストで勝負!あくまで試作!試作でイイんです、ハイ。
激安プリンターでもここまで使えるって見本にしてみせます!
、、、と言う事で早速組み立て。
平台と柱型をT字に組んで配線するだけなので15分もあれば完成します。
ちなみに前機は組立てに5日使いました、、、
説明書にも書かれていますが、ベッドとヘッドの水平出しは、
XYZすべての軸に対してシビアに行います。
XY軸は付属の薄い紙を当ててレベル調整、Z軸はデジタルノギスを使って計測してます。

(Anycubic Mega-S パッケージ内容物)
(Anycubic Mega-S 組立て完成)

開梱からわずか1時間足らずでテストプリント開始、、、簡単&楽チン!
電源を入れると前面の液晶タッチパネルが点灯!
機体の全機能をパネル一つで制御できるって操作に安心感を覚えますね。
前機はPCからの制御だったので目線がPCのほうに集中してしまい、
リミットスイッチがズレてるのに気付かず、押出機を大暴走させてしまいました。
前面のパネルでヘッドやベッドの温度をチラ見しながら、
フィラメントの送りや押出機の出走を確認、、、FDMは第1層目で成否が決まる(笑)
中層〜高層は糸引きやダマや下層の引摺りが出てないか確認。
この機種は中断〜再開ができるようなので、
大きい物をプリントしている最中に上記の様な現象が起こった時にはぜひ試してみたい。
高層で積層ズレや崩れが起きたらZ軸が歪んでいるので要補正、、、
、、、すべて前機で学んだ苦々しい失敗経験です。

(Anycubic Mega-S 付属のサンプルデータをプリント中)
(Anycubic Mega-S テストプリント無事完了)

積層ピッチ0.2mmの設定みたいですが、1時間20分ほどで無事にプリント完了〜
本機付属のサンプルデータですから無難な形状&スライス設定なんだと思いますが、
実に心地よい初めの一歩という感じ、、、笑いが止まりません(笑)
プリントされたフクロウ達は細かい凹凸までちゃんと表現されてるし、
積層の乱れも見当たらず、ヤスリでバリを取れば試作としては充分過ぎるクオリティ〜。
積層痕は出てるけど、形状確認を邪魔するほどではなく許せるレベルですね、、、
クローズアップ写真を載せておきますので、どうぞご覧ください。

(テストプリント成形物のクローズアップ)